参議院予算委員会 10mlバイアルの問題

11月6日の参議院予算委員会にて
舛添氏が10mlバイアルの安全性に懸念を感じて、自分の時には許可しなかったと
長妻大臣に「役人にだまされます」とまでいっていた。

その後、報道ステーションや、フジのニュースで
参議院予算委員会 の様子を
「10mlバイアルは前政権下で決定したこと」
との一言とともに報じた。

その後、この一言に対して、舛添氏の発言と矛盾が生じることから、一部ネットで混乱があった。


どうもこれにはからくりがあるようで

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495090157&OBJCD=100495&GROUP=


http://lohasmedical.jp/news/2009/11/06220701.php

厚生労働省足立信也政務官は6日、同日の参議院予算委員会での舛添要一厚労相の答弁についてコメントし、「質問の中で、前政権では(10mlバイアルの導入を)認めていなかったのに、政権が代わって認められたという内容の質問がありましたが、そこは事実と認識が違う」と述べた。(熊田梨恵)

 同日の記者会見で、次のように述べた。
 
「本日予算委員会で、舛添前厚生労働大臣から、ワクチンの10ミリバイアルについてのご質問がございました。その中で、汚染の危険性とか、針を刺す回数が増えれば汚染の機会は増える。これは私も舛添前大臣と認識は共有しております。しかし、その質問の中で、前政権では認めていなかったのに、政権が代わって認められたという内容の質問がありましたので、そこは事実と認識が違うということがありましたから、その点だけ最初に申し上げます。
 
10ミリリットルのバイアルを作って、そのことによって接種する人が増えるんではないかという検討は、8月31日と9月2日に開催された専門家の意見交換会で出てきたことでございます。そして、その意見の内容を厚生労働省としてまとめ、パブリックコメントを9月6日から13日まで行いました。そのパブリックコメントの中に、『可能な限り10ミリリットルバイアルによる効率的な接種を行う計画を策定し』と書かれております。ご案内のように、パブリックコメントの時期、これは前政権下でございます。9月16日に鳩山内閣が発足いたしましたけれども、そのパブリックコメント厚生労働省の方針を受けて、ワクチン製造企業から今年度の生産の見込みが提示されたのが9月18日、でございます。それで(年度末までに可能なワクチン確保量が)2700万人ということが明らかになってきたわけです。ですからちょうど、10ミリリットルバイアルを導入することについては前政権下ですけども、その数、生産見込み等は政権交代の時期であったという、多少混乱があったのではないかという認識にですね、という気がいたしております。それは資料として参議院厚生労働委員会の方に、提出する予定でございます」

■「医系技官が勝手にやったこと」
 ただ、当時の厚労相周辺に話を聞くと、「医系技官から舛添大臣へのレクで10ミリバイアルの話はあったが、『国産ワクチンをどうすれば増やせるか』というベースで話をする中で、『10ミリバイアルという方法もあります』といった"ついで"程度の話があったぐらいで、まさか本当にそうするとは思えない雰囲気だった。もちろん大臣も認めたりしていないが、パブリックコメントを見たら10ミリバイアルについて書かれていて驚いた。パブコメにそんなことが書かれているとは大臣も当然知らないことで、医系技官が勝手にこっそりやってしまった」と、政権交代という"エアポケット"の時期に、厚労省の医系技官が進めた事だとしている。


6

23 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2009/11/07(土) 01:16:18 id:s6aivBMJ
新型インフルエンザワクチンの生産・輸入について
○国内産ワクチンについて
(1)H1N1ワクチン推計生産量(H21.9.1時点)
7月中旬以降各メーカーにおいて順次H1N1ワクチンの製造を開始し、
年度内までに約1,800万人分*の生産が可能。10月下旬に最初の出荷を予定。
*現在のワクチン製造株の増殖率に基づく、年度内の製造推定量は、
約2,200万人分(1mlバイアルで製造した場合)から約3,000万人分(10mLバイアルで製造した場合。)
今後、製造株の増殖率が減少する可能性を考慮し、(2割程度減少との見込み、1mlバイアルで製造した場合)1,800万人分としている。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1030&btnDownload=yes&hdnSeqno=0000056356
(11ページ、pdf注意)

7月中旬とは、衆議院が解散して政治的空白期間に突入した時期

専門家に聞いた時期が衆院選直後、パブコメ締切りが鳩政権前日

ブリックコメントを9月6日から13日まで行ったけど、鳩山内閣は9月16日からだから前政権だよー
7月にもう受注体制入ってたから、ワクチン製造企業から今年度の生産の見込みが提示されたのが9月18日



で、当日の長妻大臣の発言にみられるが、

「(国内4社のうち)1社が、1ミリリットルの容器で新型のワクチンを作るとすると季節性インフルエンザワクチンの製造を中止しなければいけないという話もあって、我々としては量を確保するためにギリギリの判断をさせていただいた

とメーカーの事情でもあるわけで


この
政治的空白期間とメーカーの事情の関連がうさんくさい。



しっかし、厚労省って本当にこわいところ
さらにいえば、こういう印象操作をするテレ朝と、フジテレビが不気味・・・・・