まあ、ぶらさがり記者のレベルが云々ってことだけどね

【記者ブログ】総理番のお仕事(6)国籍法のゆくえ 福島香織

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081122/stt0811220021000-n1.htm


■国籍法改正問題の質問を総理ぶら(総理ぶら下がり取材)で出してほしいというご要望に応えようと、総理番記者としては努力しているのですが、きのうも質問できませんでした。すみません。首相はAPEC外遊中なので、次のチャンスは火曜日。

■ いいわけになりますが、総理ぶらの質問は、好き勝手にできません。限られた時間になにを質問するかは、その月の幹事社(月ごとに各社が交替でうけもつ世話役みたいなもの)に「こういう質問したい」と申し込んで、みなの意見を聞きながら、質問の順番を調整するのです。ちなみに、「国籍法」や「対馬問題」は各社から「産経ネタ」とよばれ、つまり産経新聞(読者)しか興味をもっていないテーマとみられています。質問は、みんなが聞きたいものから優先順位がきまっていくので、産経しか質問しないネタは後に回ります。たとえば20日の昼ぶらでは、(1)郵政株売却凍結問題(2)道路財源一般化の1兆円地方配分問題(3)2次補正提出時期(4)消費税(5)国籍法、という順になります。で、時間の都合で(3)まで、聞けたわけです。

■20日の夜ぶらもがんばってみましたが、みんな聞きたいこといっぱいで、私も「総理」と声をかけたのですが、総理からは「こういうのは声が大きい人が勝つ、あなたはこの前(10月の幹事社月)質問したから」と逃げられてしまいました。まあ、APECに向けた意気込みとか元厚生次官ら殺傷事件についての質問が優先されるのは致し方ないでしょうか。

1〜5
ならまだいいけど、なんでこれで、ホテルのバーとか、ほっけとかの質問がOKになっているのか理解できない。
まあ、このあたりの記事を記名で書いている福島さん、H海道新聞のHさんよりずっとまともだわ。