前原国交相

http://www.asahi.com/politics/update/0917/TKY200909160438.html

前原国交相、八ツ場ダム建設中止を明言

民主党が政権公約（マニフェスト）で中止を明示した八ツ場（やんば）ダム（群馬県）について、前原誠司国土交通相は１７日未明、政権公約通り中止する考えを明らかにした。近く現地を訪れ、地元住民の意見を聴き、生活再建についても協議する考えを示した。

　前原国交相は官邸での就任会見に先立って同省に初登庁して幹部にあいさつ。その後、記者団の取材に応じた。前原国交相は建設中止を明言した上で、「早めに現地に行き、いろんな話をうかがい、どういう補償措置を前提としてとるのかということが必須の条件になってくる」と述べた。「やみくもに中止するとなると現場の方々の混乱が起きる」とも語り、事業費の一部を負担している下流域の６都県とも協議を進める意向を示した。

　大臣就任から一夜明けた１７日午前、東京・赤坂の議員宿舎前で、前原国交相は「国民の皆さんとの契約、約束を履行する、その一点に努力したい」と決意を語った。八ツ場ダムについては「地域の方々が最大の被害者だと思っている。地元の方々の話を聴いて、どういう中止のあり方がいいのかじっくりと解決策を見いだしたい」と話した。

　国交省は８月末の総選挙で民主党が勝利したことを受け、今月１１日から予定していたダム本体工事の入札を延期し、新大臣の指示を仰ぐとしていた。谷口博昭事務次官は「治水、利水上の必要性、事業の経緯、地元の県知事や首長のご意見を新大臣にご説明させていただきたい」と述べていた。

　八ツ場ダムは１９５２年に計画が浮上。総事業費４６００億円のうち３２１７億円がすでに投じられている。事業費の一部を負担している１都５県は建設推進を求めており、東京都の石原慎太郎知事は４日、国の判断で建設中止になれば負担金の返還を求める考えを示している。

「国民の皆さんとの契約、約束を履行する、その一点に努力したい」

口あたりのいいこと言いまくってましたからね。
順番にやってください。