民主党の鳩山由紀夫代表

鳩山代表「首相になっても靖国参拝しない」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=116244&servcode=A00%C2%A7code=A10
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=116245&servcode=A00%C2%A7code=A10

−−靖国神社参拝と独島・歴史問題に対する認識は。

「私たちは現政権に比べて、過去の戦争の歴史などを直視して反省するのが重要だという認識を重視する。民主党でも若い議員の一部は認識の次元が違うかもしれない。しかし誰が首相になろうと、私をはじめ、政権の核心要人が靖国を参拝することはないと断言する。民主党が執権しても独島(ドクト、日本名・竹島)問題に対する立場は変わらない。歴史的な経緯をどこまで遡及するか分からないが、韓国人が領有権を主張している立場もよく知っている。最も重要なのは感情的にならないことだ。時間をかけて対話をしながら方向を定めることしか方法はないと考える」

−−来年は韓日併合から100年目だ。

「歴史は歴史として冷静に直視しなければならない。韓国人に与えた被害が多いので反省すべきことはしなければならない。今は両国関係が非常に良くなったので文化の交流、知識人の交流などを拡大し、良い雰囲気をつくることが重要だ。若い人たちの間では文化交流がとても活発になった。先日、韓国芸能人の公演を見に行った。妻がとても熱烈な韓流ファンなので連れられて行ったが、ドラマ『冬のソナタ』でペ・ヨンジュンの恋敵として出てきたパク・ヨンハが登場した(鳩山代表はその場で夫人に電話をかけて出演者の名前を確認した)。民主党が執権すれば韓日併合100年と関連して適切なメッセージを出すだろう」

−−北朝鮮の核問題と関係改善は。

「日本と韓国は北朝鮮の核・ミサイルの最も現実的な脅威を受ける国だ。ただ同じ民族が分断された韓国の接近方法と日本の対応は異なるかもしれない。日本が経済制裁などで韓国より強い立場をとる場合があるが、対話だけで全く進展がない場合はやむを得ない側面もある。日本人拉致問題は人権レベルで必ず解決されなければならない。その後に北朝鮮との国交正常化も推進する計画だ」

【鳩山会見詳報】「対北朝鮮で日韓が協力」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090605/stt0906052129009-n1.htm

 「在日参政権については直接的な会話はなかった。李大統領からは、在日韓国人に対して大変理解を示してくれていることにありがとうという言葉があった。民団の方々にも、大変民主党は支持が高いようですね。おかげさまで多くの民団の方々にご支持をいただいてありがたく思っていると答えた」

鳩山民主党 衆院選向けキャッチコピー「生活が第一。」は変えず
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090602/stt0906021317003-n1.htm

 民主党鳩山由紀夫代表、小沢一郎代表代行、岡田克也幹事長ら執行部は2日朝、党本部で次期衆院選に向けたポスターについて協議し、小沢代表時代のキャッチコピー「国民の生活が第一。」を引き続き採用することを確認した。

 ポスターは厳しい表情をした鳩山氏の顔写真を使い、「政権交代」を前面に打ち出す内容にする方針だ。

鳩山氏、政権交代で歴史直視 李大統領「進んだ態度だ」
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060501000530.html


 【ソウル5日共同】民主党鳩山由紀夫代表は5日、韓国の李明博大統領とソウル市の青瓦台(大統領官邸)で会談した。「新しいアジア重視外交のため政権交代が必要。私たちは過去の歴史を直視する勇気を持っている」と述べ、衆院選政権交代を実現すれば日韓の歴史問題を乗り越えられると強調。大統領は「民主党の進んだ態度は時代の流れに合っている」と歓迎した。

 鳩山氏は代表就任後初の外国訪問。今月末に大統領が来日し麻生太郎首相と臨む日韓首脳会談に先回りする形で今回の会談を行い“次の首相の外交力”をアピールした。

 会談後の記者会見で鳩山氏は「考え方がかなり近いことを互いに確かめ合えた。わたしたち(民主党)が政権を担う時は、日韓両国が今まで以上に近い関係になれる」と述べ、個人的な信頼関係構築に手応えを表明。

 長い懸案の歴史認識問題などに関しては「ナショナリズムのとりこにならないことが大事だ」と指摘。大統領は「鳩山代表は日韓関係や在日韓国人問題で進んだ認識を持っている」と応じた。

 北朝鮮の再核実験に対する強い内容の国連安全保障理事会決議採択に向け、日米韓が協力して中国に理解を求めることが不可欠との認識で一致した。鳩山氏は「日韓は直接的な脅威にさらされている。制裁は対話のための手段だ」と強調。大統領は「日米韓がしっかり協力すれば、中国もその方向に動くだろう」との見通しを示した。


鳩山氏 外交デビュー 危うさも
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090605/stt0906052013008-n1.htm

鳩山氏は記者会見で「(会談で)地方参政権について直接的な会話はなかった」と説明したが、
「政権をとった時は必然的になるのは間違いない」と地方参政権付与に重ねて意欲を表明した。


【鳩山ぶら下がり】(1)韓国訪問「意義ある会談したい」(4日夕)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090604/stt0906042242020-n1.htm

 −−李大統領との会談で、友愛外交の1つとして『東アジア共同体』の建設について踏み込んだ話をする考えはあるか

 「できればそういう議論をして参りたいと思います。私の友愛という発想、それはいわゆるEU(欧州連合)の成立に見たように、フランスとドイツが大きなケンカを、戦争を何回も行って、これ以上ヨーロッパで戦争やってはならないという思想のなかで、最終的にEUという機構まで作られていったと。その根底は友愛の思想であったと。そのことを考えて、必ずしも価値観となると、すべてのアジアの国々が同じとは思いません。しかしそれを乗り越えて、なんらかの形の、東アジア共同体というものができることは、大変望ましいことだと。このアジアから、いわゆるいさかいというものを取り除く大変大きな試みだと。そのように考えておりますし、経済的な協力を深めるということは非常に意義のあることだと思っております。そういう意味でね、この辺の話ができればいいなと思ってますが、行く前にお話したら行く意味がなくなってしまいますから。これぐらいに留めておきたいと思います」


日本終了